La Sapologie

d0052090_2149397.jpgカフェ・レストランなどに出没するSapeurs(サッパー/ サプール = サップ主義者)のことは少し書きました。このド派手なおしゃれをする人々は、「サップ主義」という主義をつらぬいているマジなファッションであって、単なる目立ちたがり集団ではない、ということがだんだん明らかになってきた。

2008年5月、この主義の創始者であるミュージシャン、Rapha Bounzéki の死を悼み、またその主義を改めて認識するためにサッパーたちが首都ブラザヴィルに集まりました。写真はそのときのものです。(J夫撮影)

そして何とコンゴ共和国政府も、このサップ主義=La Sapologie を国の文化としてこの度公に認めたそうです。

かつての宗主国フランスに出て行ったコンゴの若者たちは、貧しくとも自分達の誇りは忘れないために、自分達のファッションにはお金をかけるという風潮が生まれました。できたお金でフランスの最高級ブランドの衣服や小物を少しずつ集め、自分のオリジナルなファッション・コーディネートをし、人に見せる、という楽しみに発展していったといいます。
この人たちにとって、偽ブランドで勝負するなんてことは論外で、そのためにこれ見よがしにブランドロゴを見せて、ホンモノであることを証明しようとします。


ちょっとみると、ドラッグ・ディーラーかマフィアか、はたまたコメディアンか??とも思えますが、実はデザイナーズ・ブランドを身に付けファッションを楽しみ、そして互いに見せびらかしあいたい、という純粋なおしゃれ心なのでした。くわえたパイプも、手に持ったビールも、すべてファッションの一部であって、決してドラッグや酒盛り集団ではないのです。その証拠にサッパ-には子どもからお年寄りまでいて、家族総出のサッパ-たちもいます。政府が国の文化として認めただけの正当性もあるわけです。

しかし、この情熱、力のいれよう、奇抜さ!でもこの人たちの体型や風貌にとってもマッチしてるし、意外と似合ってる。これこそコンゴ名物、サッパ-たちの世界への発信を願ってます。

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by tytomoyo | 2008-09-22 11:48 | サップ主義


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